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2月, 2022の投稿を表示しています

​​見逃し厳禁vol.3【移民の葛藤、社会問題を鮮やかに描く】

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移民や留学生の葛藤や奮闘、イスラエルとパレスチナ問題の知られざる一面など、現代社会の問題を映し出す必見作8本をご紹介します!

見逃し厳禁vol.2【現地大ヒット作から世界初上映まで、話題作を一挙ご紹介!】

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この回からは、スクリーン上映作品のうち日本初上映の作品を中心に独自の切り口でご紹介。OAFF名物、現地で大ヒットの大作から、躍動感あふれるドラマたちまで、一挙12作品をご紹介! 『アニタ』 Anita [梅艷芳]  コンペティション部門|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2021》 監督:リョン・ロクマン(梁樂民) 3/18 金 15:40 ABCホール(完売/Sold Out) 3/20 日 12:20 ABCホール(完売/Sold Out) ※15日 火 14時 40分から会場窓口で若干数販売 1980年~90年代、香港ポップカルチャーのアイコンとして駆け抜け、文字通り「明星」となったアニタ・ムイ。その40年の生涯をルイーズ・ウォンが熱演。多才なキャストと時代に忠実な衣装とセットでドラマチックに描く話題作!アニタの衣装を手がけた名デザイナー役でルイス・クー、アニタの姉役でフィッシュ・リウ(OAFF2017『姉妹関係』で来るべき才能賞受賞)、近藤真彦をモデルにしたと思われる後藤夕輝役に中島歩(『偶然と想像』)が出演。レスリー・チャンとの友情も描かれ、胸が熱くなる。 『世界は僕らに気づかない 』Angry Son コンペティション部門 監督:飯塚花笑 3/12 土 21:00 梅田ブルク7:シアター7 3/17 木 13:30 ABCホール フィリピン人の母と日本人の父親を持つ高校生、純悟を主人公に、国内外の映画祭で受賞経験のある飯塚花笑監督(『フタリノセカイ』)が自身の体験をもとにしたオリジナル脚本を映画化。同性の恋人がいる純悟を演じたのは、2021年ヒット映画『東京リベンジャーズ』に出演の堀家一希。「この映画で描くのは、異なる文化を持った母親への息子の眼差しであり、“愛の問題”についての物語」と飯塚監督が語る通り、生きづらさを超えた先を見据えた必見作を世界初上映!コンペティション部門で唯一入選の日本映画。 『ママの出来事』 Mama’s Affair コンペティション部門|特集企画《Special Focus on Hong Kong 2022》 監督:キーレン・パン(彭秀慧) 3/12 土 13:50 シネ・リーブル梅田4(完売/Sold Out) 3/15 火 18:20 ABCホ

見逃し厳禁vol.1【お宝作品が続々!映画ファン必見の大阪アジアン・オンライン座】

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お待たせしました。”見逃し厳禁!”情報、今年もお届けします。 まずは、3月3日より21日まで19日間期間限定でオンライン上映する 「大阪アジアン・オンライン座」 について。 今年は、これまでに上映した日本映画の中から、「今こそ世界に知られるべき(by暉峻創三プログラミング・ディレクター)」10本が揃いました! そのなかから3本をご紹介! ●渡辺真起子、安藤サクラが姉妹を演じた 『トルソ』 (2009) 。 是枝作品常連の名カメラマン、 山崎裕 による唯一の長編劇映画監督作。 井浦新(ARATA) 、 蒼井そら の出演もお見逃しなく!オンライン座・オープニング作品です。 「私自身が限りなく、愛し、敬う、女性すべてに捧げる作品です。今回、あらためて多くの方々に見て頂ける機会を頂いたことに大変感謝しています」(山崎裕監督) ● いまおかしんじ監督 最新作 『遠くへ,もっと遠くへ』 (OAFF2022)にも主演の 吉村界人が同性恋人を亡くしたボクサーを演じる 『息ぎれの恋人たち』 (2017)。 共演の 占部房子 (『偶然と想像』)にも注目。国立競技場が取り壊されていく東京を名カメラマン、 柳島克己 がノワール調で映し出す。 「ずっと憧れていたカメラマン・ 柳島克己 さんに無茶を言って『アウトレイジ 最終章』の合間を縫って撮影して頂いた学生時代最後の作品です」( 清水俊平監督 ) ●『ドライブ・マイ・カー』で共同脚本を手掛けた大江崇允による監督作 『適切な距離』 (2011)。 演劇的な手法を取り入れながらすれ違う親子の感情を描く、味わい深い一作。 「この作品が今の自分の名刺になっているんだと思います」(大江監督) その他にも、 ● 『ある殺人、落葉のころに』 でOAFF2020《JAPAN CUTS Award》を受賞した 三澤拓哉 監督の初長編作 『3泊4日、5時の鐘』 (2014)。話題作への出演が相次ぐ中崎敏 にも注目を!「久しぶりに見ると、ハッとするほど軽やかな映画だ、と思いました」(三澤監督) ●日本インディペンデント映画の雄、井土紀州 監督(『ラザロ-LAZARUS-』)が、日本ジャーナリスト学園で初製作した作品 『行旅死亡人』 。「私にとってまだまだ取り組まねばならない課題を残してくれた愛すべき映画です」 ●新鋭 夏都愛未監督の女子トーク満載映画 『浜辺のゲ